顕正会破折レポート

浅井昭衛を盲信する顕正会婦人部編

 三十年ほど前から顕正会員だという婦人と駅前で知り合い、あらためて一対一で会う約束をして、後日、折伏しました。

 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

顕正会員 あなた、法華講なの! なぜ最初から言わないの!? 卑怯(ひきょう)だ!

法華講員 私が法華講だと、何か都合の悪いことでもあるんですか? 顕正会では、日本国の全員が顕正会で言うところの〝正義〟に目覚めないと、広宣流布にならないんですよね? ならば、ちゃんと私たちにも話さないと……

顕正会員 いずれ、わかる時が来るから! そもそもね、顕正会は日淳上人から認めていただいたんです! 宗門は日淳上人の時代に立ち返るべきです!

法華講員 そうですか。たしかに、今から六十五年ほど前に、当時の御法主上人であられた第六十五世日淳上人から「妙信講(みょうしんこう)」として認証いただきましたよね。

しかし、その大恩ある日淳上人から頂いた講中の名前を捨てて、顕正会などという一派名に変えてしまったのはどこの誰でしょうか? そんな恩知らずなことをしていいのでしょうか? もっとも、今となっては、日蓮正宗から破門された門外漢ですから、どうでもいいのでしょうが。

顕正会員 あなたねぇ、日淳上人は、浅井先生親子(甚兵衛と昭衛のこと)の純粋な信心をお認めになっているんですよ!

法華講員 へぇ? 顕正会ではそのように教えられているのですか。

実際の浅井親子は、〝純粋な信心〟どころか、所属寺院の御住職や法華講員と度々トラブルを起こしては勝手に飛び出し、寺院を転々としていたんですよ。

 信徒が勝手に所属寺院を変えるということ自体、手続(てつ)ぎの師を捨てるということですから、本宗の信仰上ではあり得ないことですが、日淳上人は、そういうワガママ勝手な人達でも成仏の道を閉ざしてはならないという大慈大悲の上から、特別に移籍を許されたのです。

顕正会員 私は顕正会を三十年やってますが、そんなこと、先生から聞いたことありません!

法華講員 浅井サンにしてみれば、都合の悪い事実ですから隠しているんですよ。

顕正会員 そんなことあるわけないでしょ! 先生は、宗門が堕落したから、唯一、大聖人様の御遺命を護られ、宗門を諫(いさ)められているんです!!

法華講員 何をもって堕落と言っているのかわかりませんが、そもそも僧宝たる御法主上人や御僧侶を謗(そし)ることは重大な罪業になりますし、御当代の御法主上人に随順していくことが僧俗としてあるべき姿なんですよ。

顕正会員 細井日達(上人)は池田大作に諂(へつら)って、正本堂を建てて御遺命を曲げたのだから、関係ありません。

だから阿部管長(日顯上人)と早瀬管長(日如上人)は正当な血脈相承を受けていないんです。

今の宗門には信心のカケラも残っていません。

法華講員 おやおや、これは思い違いも甚(はなは)だしいですね。

 まず〝御遺命〟についてですが、日達上人は最初から最後まで終始一貫、大聖人様の御遺命である「広宣流布」を目指していくというお考えは変えられていません。

 一時期、爆発的に布教が進んで、当時の僧俗によって、広宣流布が近いと期待されたことは事実ですが、日達上人は「広宣流布が達成された」などと断定あそばされていません。

その証拠に、昭和四十七年の訓諭の中で〝正本堂は広宣流布が達成されたら御遺命の事の戒壇になるであろうが、今はその時ではない〟とおっしゃっているのですから、その意を拝するべきです。

顕正会員 ……いや、それに対する改悔(かいげ)がないことが問題です。

法華講員 はあ? 何を悔(く)い改めるのですか? 改めなければならないことなど、最初からありませんよ。

顕正会員
 ……

法華講員 それと、浅井さんも過去の発言の中で、日顯上人が血脈を承(う)けられたことは認めていますよ。

ところが、平成十一年に正本堂が解体された際、それまで会内で「正本堂が壊された後に、顕正会が日蓮正宗に戻れる」と宣言していたのに、全くその気配がないから癇癪(かんしゃく)を起こして、突然、日顯上人の御相承を否定し始めたんです。

ホント、わかりやすいヒトですね。

顕正会員 そんなの、知りませんよ。とにかく血脈が通っていないんだから、今の宗門には功徳も歓喜もありません。

法華講員 いま言ったことの意味、わかっていますか?

顕正会員 ……

法華講員 では、その血脈法体は、今現在、どなたが所持されているんですか?

顕正会員 それは私も知りません。

法華講員 「血脈が通っていないと、功徳も歓喜もない」……たしかにそうですね。

少なくとも、顕正会には血脈を相承された方はいませんよね。

だから、顕正会には、功徳も歓喜もない。

顕正会員 ……

法華講員 それを取り繕(つくろ)おうとしてか、たしか昨年の顕正会の御大会式とやらで、浅井さんが
 「血脈は絶対に断絶しない。

まだ私は言ったことがないが、いずれ明らかにする」と言っていませんでしたか。

これどういう意味ですかね?「自分が日淳上人から受けた」とでも言いたいのでしょうか。そこまでいったら、顕正会はもう末期ですよ。

顕正会員 ……私達は浅井先生を信じています! だから、何と言おうと、けっこう。大石寺も関係ありません。私たちは大宮の顕正会本部が拠(よ)り所です。

法華講員 それを〝盲信〟と言うんですよ。大石寺におわします御戒壇様と御法主上人を捨ててしまうということは、創価学会と変わりませんね。

異流義って、結局、同じ末路になるんですね。

顕正会員 私達は創価学会とは違います。

我々には〝成仏〟という実証があるんです! あなたは成仏の相を見たことあるの!? 軽くて柔らかくて……

法華講員 ええ、何度も拝見していますよ。

この大石寺の信仰でなければ、絶対に成仏することはできませんよ。

顕正会員 御遺命破壊してるんだから、そんなことあるわけないでしょ! 顕正会でしか成仏はないことを確信しています!

法華講員 そもそも御遺命破壊などありませんからね。

大聖人様は「今身より仏身に至るまでの受持を受けずんば、成仏は有るべからざるなり」
と、つまり御授戒がなければ成仏はできないと仰(おお)せですよ。

顕正会員 顕正会では入信勤行がありますから。

法華講員 何を言っているんですか。資格を有した御僧侶が戒を授けることができるのであって、在家の、しかもニセ本尊の害毒を受けきっている謗法者の顕正会幹部が戒を授けることなど、できるわけないでしょう。

顕正会員 いやいや、今の法華講員は謗法行為も容認していますよね! 大草(大講頭)がネパールでガネーシャ像を祀(まつ)っていたでしょう。

あれは謗法与同ですよ! 成仏どころか地獄行きです!

法華講員 あなたは何も知らないんですね。では、あれは「どのような場所」で、「誰に招待」され、「何をしていた」のか、わかりますか?

顕正会員 そんなの知らない。謗法物を祀っていること自体、おかしい!

法華講員 何も知らないのに、デタラメ言わないでくださいね。顕正会で出してきた写真は、現地のNGOの主催による集まりで、大草大講頭は招かれた側。

また、写真に写り込んだ像も、ヒンズー教の本尊などではなく、ホテルの会議室に置かれた、ただの装飾品にすぎません。

それから、もう一つ顕正会で騒いでいるのも、大草大講頭がネパールの仏教大学へ招かれて行って、講演をした中で折伏をなさっていたんですよ。

顕正会員 そんなの知りませんよ。とにかく謗法与同だ!!

法華講員 知らないでよくデタラメを言い切りますね。恥ずかしくないですか? 

 それでは伺いますが、邪宗の寺に行って折伏したら、謗法与同ですか? 神棚を祀っている家へ行って折伏したら、謗法与同ですか?

顕正会員 ……。

法華講員 さらに伝えておきますが、第九世日有上人の『化儀抄』の解釈を示された、第五十九世日亨上人の『化儀抄註解』には
 「謗法でもないことを謗法呼ばわりして中傷すれば、かえって自らが謗法となり、大きな罪を作ることになる」
という誡(いまし)めもありますので、ご自分の発言をよく振り返り、懺悔(さんげ)したほうがよいですよ。

そして、謗法の顕正会を脱会して、正宗寺院で本物の御授戒を受けましょう。

顕正会員 もう、けっこうです……

 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 このような調子で、延々五時間ほど話しましたが、顕正会では、遠くから大御本尊様を拝することを〝遥拝勤行〟などと言っておきながら、大御本尊様への信心などカケラもなく、ただ浅井昭衛を盲信している姿が本当に哀れでした。

最終的に、その婦人は、「私の知らないことばっかり言わないでよ!」と言ってスゴスゴと帰って行きました。

 異流義根絶のその日まで、さらにさらに折伏してまいります。  報告者 H・H