警察官の説諭もどこ吹く風で喚き続ける
今般、顕正会教学部幹部の異常行動がまた、露(あら)わになった。
去る五月以来、神奈川県在住の佐藤公治氏(妙観講員)は、後輩が出会った顕正会員と二対二の法論を行なうことになり、顕正会員と調整を続けたが、日程、法論のテーマ、法論の手法等、何一つ折り合うことがなく、最終的に顕正会員は、〝今後は教学部が対応する〟旨(むね)を伝えてきた。
その連絡から数日後の十月十五日の夕方、佐藤氏の携帯電話に、見知らぬ番号からの着信があった。
佐藤氏は仕事先からの連絡かと思い、自らの勤務先の社名と氏名を名乗って電話に出たところ、なんと、相手は顕正会副教学部長で男子部総部長の浅野恭浩であった。
佐藤氏は「仕事中だから後日連絡する」と言って電話を切ったが、その後、他の講員から聞いたところ、浅野というのは、とても正常とは思えない、とんでもないトラブルメーカーであることが判明。そこで佐藤氏は、自ら浅野に電話することをやめた。
すると浅野は、佐藤氏がうっかり名乗った社名から会社の電話番号を調べ上げ、「佐藤はいるか」と再三再四、会社に電話をかけてくるようになった。
このままでは業務に支障が出ると判断した佐藤氏は事務員に、浅野からの電話は全て切るように依頼。
すると、なんと浅野は、教学部長の坪田敏と連れ立って、十月二十一日の午後三時三十分、突如、「佐藤はいるか」と会社に乗り込んできたのである。
そして浅野は、いきなり携帯のカメラで佐藤氏を撮影し始めた。
佐藤氏が「非常識だ」と窘(たしな)めると、「我々は迷惑を被(こうむ)っている。電話すると言って電話をしてこないから、会社に注意してもらいたくて来た」と、社内に響くような大声で喚き出したのである。
一度、電話してきただけの浅野に、連絡しないことをもって〝迷惑を被っている〟などと言われる筋合いはない。
それなのに、副部長の浅野ばかりか、部長の坪田までが連れ立って、会社に押しかけてきて〝迷惑しているから会社に注意してもらいたい〟などと大声で喚きまくる―いったい「顕正会教学部」というのは、正常な人間の集まりなのか。どう考えても、〝迷惑〟行為をしているのは「顕正会教学部」の方ではないか―。
とにかく浅野と坪田は、やれ「電話を掛けてこないお前が悪い」「会社に、我々が被害を被っていることを知らせ、会社から佐藤へ注意してもらうよう話をしに来た」「(我々に被害を与えている)その人間を会社側は指導しなければいけない」「そういう就業規則がある、お前は知らないのか!」と、大声で訳のわからぬ理屈を喚き、いっこうに退去しようとしないばかりか、執拗に会社の中に入ろうとする。当然、受付の社員も恐怖し困惑している。
そこでやむなく、佐藤氏は110番通報。駆けつけた刑事と警察官五名が事情を聴取し、浅野と坪田を説諭するも、その間も彼らは、「なんで電話するって言って電話してこない」「顕正会への嫌がらせやめろ」等々、喚くことを止めない。浅野らがやっと退去したのは、押しかけてきてから一時間半後のこと―。
呆れた刑事も、佐藤氏に「あんな連中には関わらない方がいい」と言うほどであった。
この、常軌を逸した「顕正会教学部」の行動には、まさに唖然とするしかない。前々から「驚愕部」もしくは「狂学部」と改称せよとの声が上がるのも当然である。
口を開けば「御遺命」「御遺命」と喧(かまびす)しい顕正会員だが、この姿を見れば、何が正しく何が間違っているか、自ずから明らかではないか。
我々は、こうした顕正会教学部の実態をしっかりと認識し、迂闊(うかつ)に付け入られぬよう細心の注意を払うと共に、顕正会員に対し、真の日蓮大聖人の仏法をもって折伏していかねばなるまい。
(『慧妙』令和3年11月1日号より転載)