資料集

顕正会教学部長が対論で大惨敗!

 嘘とハッタリで固めた対論の手口が露呈

顕正会幹部が日蓮正宗僧俗に仕掛けてくる法論(実質は法論などと呼べないものが多い)では、もっぱら嘘とハッタリが使われる。

こちらが資料を手元に持っていない事柄や、個別の事情を知らない事柄について、平気で嘘をまくし立て、「○○があったらどうする!?還俗(もしくは脱講)するか」などと強気でハッタリをかましてくるのである。

そこで、こちらがその勢いに怯(ひる)むと思うつぼで、一気に話の流れを優勢に持ち込もうとする。

こうした彼らの手口に慣(な)れている向きはよいが、うっかりすると、法の正邪とは関係なく、口喧嘩に負かされ、彼らに勝利宣言をさせるハメになってしまうので、用心が必要である。

このほど、こうした顕正会幹部の手口を如実に表わす事例があり、本紙に投稿があったので、紹介したい。

投稿者は、理境坊信徒で妙観講幹部の佐々木寛司氏。佐々木氏と対峙(たいじ)した相手は、顕正会教学部長の坪田敏と市橋某である。

それによると、三月十二日(土)、坪田と市橋は佐々木氏宅を訪問、佐々木氏の帰りを四時間も待って、近所の喫茶店で二対一の対論となった。

冒頭、坪田が、佐々木氏の子息について話を出したり(坪田は、佐々木氏の子息に軽くあしらわれ、頭に来ていたらしい)、佐々木氏の役職を確認しようとした後、本題に入った。

坪田は、妙観講が浅井昭衛の「帰りたまえ」という音声データを捏造(ねつぞう)したとして、顕正会側が依頼して得た鑑定結果のグラフを出し、「妙観講が公表している鑑定データは捏造されたデータであって、こちらの鑑定データこそが真実である」と言ってきた。

佐々木氏が「そうですか。でもね坪田さん、我々のような素人が『こっちのデータが真実』『いや、こちらこそが真実のデータ』なんて言い合ったところで、結局お互い譲らないのだから、何の意味もない、ナンセンスな議論でしょう。

それよりもこの問題の本質は、我々妙観講の主張は、〝浅井センセーは家の中にいたにもかかわらず、閉じこもって出てこなかった〟というもの。それに対してあなた方顕正会が言いたいのは、〝先生はその時はいなかった、だから家の中で隠れていたのではない〟という主張でしょう。ということは、その時、もしセンセーがいたなら、表に出てきて堂々と対応されたことになるわけですから、今からでもセンセーが出てきて大草講頭と法論をすればいいじゃないですか」と言うと、

「そうじゃない、話をすり替えるな。『帰りたまえ』などという音声データを捏造したことが問題だ、と言ってるのだ」と叫ぶばかり。

そして坪田は、ここで驚きの発言をしてきた。「この、『帰りたまえ』の音声データは、インターホンからの音声ではないという証拠があるのだ」と言ってきたのである。つまり妙観講が、インターホンからの浅井の声に見せかけ、音声データを捏造した証拠がある、というのだ。

佐々木氏が思いっきり笑って「そんな証拠があるなら出してみろ」と言うと、ついに彼らの得意な常套句「あったらどうする。あったら脱講するのか」とのハッタリをかまし、威勢よく詰め寄ってきたのである。

佐々木氏は「よしわかった。この場ですぐにでも脱講してやるよ。だから、早くその証拠を出してみろ。出せないならお前が脱会するのだぞ。早く出せ」と、一歩も譲らず、徹底的に証拠の提示を求めた。

すると坪田は、この展開に面食らったのか、一言も出なくなってしまった。
その様子を見た隣の市橋が「これはまずい」と思ったのか、横から話を変えようとしてくる。

佐々木氏が、市橋に「あなたは黙ってろ。今、坪田さんが脱会できるかどうか、成仏できるかどうかの瀬戸際なんだから、黙ってろ」と言うと、卑怯(ひきょう)にも坪田は「俺は脱会するなどと約束してない」などと、相手には『証拠があれば脱講するのか』と詰め寄ったくせに、自分は脱会しないと、逃げの態勢に入ったのである。

佐々木氏が「とにかくインターホンからの音声ではないという証拠を早く出せ」と詰め寄ると、呆れたことに「今日は持ってきていない」と惚(とぼ)けるではないか。

佐々木氏が「出すこともできないくせに大風呂敷広げるな」と言うと、坪田は苦し紛(まぎ)れに、さらにとんでもないことを言い放ったのである。「大草講頭が法廷で、あの帰りたまえの音声はインターホンからの声ではない、と白状した。その証拠もある」と。

この大ウソに、呆れた佐々木氏が思い切り「バカ! じゃ、その証拠も出せ」と言うと、坪田は「日蓮正宗の信者が人に向かってバカと言ったな。許されない人権問題だ」などと、これまで、さんざん本宗僧俗の人権を踏みつけてきたことも省みず、常識人ぶった発言で煙に巻こうとしてきた。

そこで佐々木氏が、もう一度「バカ」と叱りつけ「バカにバカと言って何が悪い」と教えてやり、さらに証拠の提示を求めたが、結局、坪田は、何一つ証拠を出すこともできず、沈没してしまったのである(さぞや悔しかったであろう)。

そこで佐々木氏は、坪田が手に持って録音していたと思われるスマホに向かって、「坪田、お前の負けだ」と宣言して席を立ち、回りの席の客達に、顕正会男子部に成り代わって「顕正会の連中がお騒がせしてすみませんでした」と謝って、喫茶店を後にしたのである。

この時の坪田の言動に、顕正会の法論なるものの進め方が、嘘とハッタリで固められている、ということが如実に現われている、と言ってよい。

我々はこうした顕正会の手口をよく認識し、自分の知らない事柄について「○○があったらどうする!?脱講するか」などと言われても、動じることなく、また、いい加減な回答をしてしまうことなく、「確認して次回に回答するから、その資料をよこせ」と要求すべきだろう。

そして、幾度でも、粘り強く、こうした異流義の輩(やから)を折伏していくことが大切である。そこに、逆縁を救う道がある、といえよう。

(令和4年4月1日号『慧妙』より転載)