顕正会の偽本尊疑惑に苦しい言い逃れ
その詭弁とスリカエはこう破折しよう!
顕正会副総男子部長で顕正新聞発行責任者の小沼貴寛が、顕正会のニセ本尊疑惑について、法華講員にお定まりの言い訳を並べて、煙に巻こうとしたらしい。
顕正会では、これと同様の論法を使って、二セ本尊疑惑に対する糾弾をかわそうと企んでいるようなので、参考までに、小沼の言い訳とそれに対する破折を掲載する。
言い訳① 顕正会の本尊がニセモノだと言い切れるのか?そのように断言するのなら、責任をもって説明しろ。
A.『顕正会破折Q&A』で説明されている。『慧妙』においてもすでに令和二年十月十六日号、令和三年二月十六日号で破折済み。顕正会の本尊が本物だと言い切れるのか? それなら責任もって説明しろ。
言い訳② 顕正会の御本尊がニセモノだという疑惑を言い出したのは誰か?顕正会の御本尊がニセモノでなかったら、とてつもない責任を負うことになりますよ。
A.宗門の公式見解に誰彼もない。宗門では令和元年度夏期講習会で顕正会を「御本尊偽造の大罪」と公式に破折し、顕正会の本尊を偽物と断じている。逆に、ニセモノだったら顕正会では誰がどう責任を取るのか。
言い訳③ 正しいサイズがどれくらいで、偽(ニセ)のサイズがどれくらいだというのか、顕正会の本尊のサイズを言ってみてください。
A.『慧妙』令和二年十月十六日号で破折済み。逆にサイズを測って公表しろ。
言い訳④ あなたがニセモノだという、日布上人の御本尊は、ワンサイズ(一種類のサイズ)ということですか?
A.サイズが何種類もあるのか? ならば、全てのサイズを提示せよ。顕正会の言う「日布上人の大幅御形木御本尊」の元の御本尊の大きさについては『顕正会破折Q&A』に記載されている。その大きさと比べて明らかに大判になってるから拡大コピー本尊と言ってるのだ。違うというならば、顕正会の形木本尊の元となった御本尊について、その出処を明かしてみよ。
言い訳⑤ このニセ本尊疑惑は、宗門としての公式見解ですか? それとも、誰か一個人の見解ですか?
A.日蓮正宗宗門から発行された『顕正会破折Q&A』に、「日布上人の大幅御形木御本尊」がニセモノであることを指摘している。一個人の見解ではない。顕正会の本尊が「ニセモノではない」というのは誰の見解か?
言い訳⑥ あなたが顕正会の御本尊はニセモノだと言い出したのだから、言い出した方が根拠を説明するのが当たり前でしょう。
A.話をスリカエるな。こちらは確固たる根拠を挙げて、顕正会の本尊がニセモノであることを説明している。それをニセモノでないというなら、ニセ本尊を祀(まつ)る顕正会側こそが、ニセモノでないという根拠を説明すべきだ。
言い訳⑦ 宗門の証拠資料は皆、客観的証拠にはならない。裁判で言ったら準備書面と一緒で、自分達が出してきた証拠資料というのは、それは証拠能力無しだから証拠にはならない。客観的に証明しないといけないのだ。
A.どこが客観的な証拠でないのか? 具体的に指摘せよ。指摘できけなれば、偽物だと認めたというだ。ちなみに、世間でも、状況証拠でも犯罪は立証される。こちらは状況証拠をそろえて提示しているのだから、四の五の言わずに、顕正会公式見解として論理的に反論してみせよ。
言い訳⑧ 顕正会の御形木導師御本尊について、ありえないなどと、誰が言い出したんだ?
早瀬管長が、顕正会の御形木導師御本尊など存在しないと言っているのか? 妙観講が言っているだけか?
A.そもそも「御形木導師御本尊」を使用しているのを見たことあるのか? あるというなら、本尊のサイズ、相貌(年月日等)を提示せよ。
言い訳⑨ 御本尊下附の台帳に、顕正会の大幅御形木御本尊が載っていないというなら、台帳に記載されていないということだよな。じゃその台帳をいつまでに出せるか?
A.浅井昭衛は、昭和四十九年八月の解散処分後に「御本尊下附が停止になった」と発言し、本尊を渡された時期については、松本元住職が擯斥処分後、妙縁寺を退出した時(同年十二月末日)と証言している。
これは、松本氏が、御本尊はおろか、寺院の台帳に触れることさえ許されなくなった後に「授与された」と言っていることになる。
つまり、正当な下附が行われず、横流しした本尊譲渡の記録などある訳がないではないか。あったら問題である。
逆に、正当に下附されたというのであれば、顕正会側こそ、いつ何体の本尊をどこで渡されたのかという、顕正会の台帳を提示せよ。以上
(『慧妙』 令和3年5月16日号より転載)